Tina’s Pick One
Seafood Tempura w/ Grated Daikon
Seafood Tendon w/ Grated Daikon


食べるものを自分で選べる幸せ。「どこか懐かしくて安心する王道のお弁当に、今また惹かれている」
2026.9.18
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Top, Skirt and Shoes Stylist’s Own
冷蔵庫にあるもので、気楽に。
私らしい自炊のかたち
―― 玉城さんは普段から料理をされるそうですが、どんな料理を作ることが多いですか?
玉城:和食が多いですね。使う調味料がだいたい一緒なので、作りやすいんです。上京したての10代のころは、作ること自体が楽しくて、凝った料理に挑戦することもありましたが、今は冷蔵庫にある食材をきちんと使い切るために料理することが増えました。素材をそのまま食べたり、料理名がないようなおかずを気楽に作ったり、そういうものを食べていると、大人になったなあという気がします(笑)。
―― 何度も作っている定番メニューや、「これは自信がある」という一品があれば教えてください。
玉城:本当に簡単な料理ばかりなので、「これが得意!」というのがなくて……。でも、鶏ひき肉はよく使うかな。火の通りを確認しやすいし、切る手間もない(笑)。炒めてタコライスやガパオみたいにしたり、スープに入れたり。冷蔵庫にある野菜と合わせてカレーにもできる。もともとひき肉が好きなのですが、鶏ひき肉は蕎麦にもお米にも合うし、色々な料理にアレンジできるので便利です。

―― 逆に、作るのが難しいなど、苦手な料理はありますか?
玉城:パスタはほとんど作らないですね。小麦粉を摂り過ぎないように意識しているのもありますが、そもそもパスタを茹でるのが下手なんです。私が作ると、茹ですぎてふにゃふにゃになっちゃう(笑)。あと、揚げ物も苦手。煮物みたいに、ある程度放っておける料理のほうが私には向いていますね。料理にも得意・不得意があるから、無理せず、できる範囲でやればいいと思っています。
―― お肉とお魚だったら、どっちが好きですか?
玉城:自分で料理するのは、お肉の方が多いかもしれないですね。お魚は、お刺身で食べることが多いです。豆腐も大好物で、どれだけ食べても飽きないんです。そのままでもおいしいし、どんな料理にも合わせやすい。ひき肉好きとしては、麻婆豆腐をよく作ります。あと、冷奴も好きなのですが、醤油の代わりにスイートチリソースをかけてみたら、めっちゃおいしくて。これはすごくおすすめです。



そのままでも、アレンジしても。
お弁当はもっと自由に楽しんでいい
―― ご自身でお弁当を作ったことはありますか?
玉城:撮影の時に、自分で作って持っていくことがよくあります。でも、自分用のお弁当は本当にシンプル。そぼろや卵焼き、ブロッコリー、ミニトマトとか、素材をそのまま詰めるような感じです。現場にあるものを食べながら、タンパク質などの、不足しそうな栄養素や野菜を自分のお弁当で補うようにしています。ミニトマトは、撮影の合間に手軽につまめるので、小腹が空いた時にもいいですよね。
―― 自炊の印象が強いですが、プライベートでお弁当を買って食べることはありますか?
玉城:全然あります。家で作るより買った方がおいしいものは、買うって決めているんです。特に揚げ物は家でしないので、お弁当で食べることが多いですね。最近、のり弁当のような「誰でも好きでしょ!」っていう王道のお弁当の魅力に改めて気づいたんです。今っぽい味つけのおしゃれなお弁当もいいけれど、最近はむしろ、どこか懐かしくて安心する“THE“なお弁当に惹かれます。
――玉城さんが思う、お弁当の魅力とは?
玉城:色々なおかずを一度に楽しめるところですね。それに、家に持ち帰ったら、ある意味そこからは自分のものじゃないですか。そのまま食べるのはもちろん、自分好みにアレンジしてもいい。辛いものを足してみたり、今回いただいた天丼なら、途中からお茶漬けみたいにしてみたり。お店の味と自分の味のコラボレーション(笑)。そういう新しい楽しみ方もあるなと思います。
――最後に、玉城さんにとって「食べること」「料理をすること」は、日々の中でどんな時間ですか?
玉城:「人は食べたものでできている」という言葉があるくらいだから、食べるものを自分で選べることって、すごく贅沢だと思うんです。だから、「何を食べたい?」と聞かれて、「何でもいい」と答えることはほとんどないですね。自炊も全部作らなきゃと思うと大変だけど、素材をそのまま食べたっていいし、買ったお惣菜と組み合わせてもいい。食べることを楽しむためにも、「ゆるくていっか」くらいの気持ちでいたいですね。


誰かと食べる時間が、
忙しい日々の安らぎになる
―― 神尾さんは今年ご結婚をされましたが、食生活はこれまでと変わりましたか?
神尾:自炊することが圧倒的に増えました。僕は1人のときはお弁当頼りの生活でしたが、今は、時間的に余裕のあるほうが作っています。お米も玄米にするなど、自分1人だったらしないような食生活を送れていて、とてもいい影響を受けています。
―― 神尾さんは、どんなメニューを作っていますか?
神尾:毎日オムライスというわけにいかないから、色々作るようにしています(笑)。最近は、冷製パスタを作りました。ナスとキュウリ、玉ねぎも入れて、味付けはポン酢。それはヒット作でした。
―― そんな今の食生活の中で、お弁当はどんなときに食べたいと思いますか?
神尾:「今日は自炊するのが面倒だな」みたいな時に、お弁当があるとすごく助かりますね。家で玄米を炊いて、おかずだけをお弁当屋さんで買う、という選択もこれから増えていくかもしれません。あとは、「今日は頑張ったな」という日には、好きなお弁当を食べたい。贅沢に「うな重」とかいいですよね。日常にあったお弁当が、今は特別なものに変わったように感じます。
―― 最後に、神尾さんにとって「食べること」は、日々の中でどんな時間ですか?
神尾:1人で食べていた頃は、正直、食事の時間がどういう時間かなんて考えたことはありませんでした。でも結婚して、誰かと一緒に食べるとなると、食事の時間そのものに意味が生まれて、2人の時間になる。1人の時はただ空腹を満たすだけの時間だったのが、忙しい日々の中での安らぎになるし、2人で食べたほうが、ごはんはおいしいですよね。

玉城ティナ(たましろ・てぃな)
1997年生まれ、沖縄県出身。2012年、講談社主催オーディションにてグランプリを受賞し、雑誌『ViVi』専属モデルに。2014年に俳優デビュー後、2025年は映画『366日』『岸辺露伴は動かない 懺悔室』やNetflix『今際の国のアリス』シーズン3などの話題作に。10月16日(金)スタート、テレ東系ドラマ「ボーダーズ 警視庁特殊事件対策班」に朝比奈由宇役で出演。
STAFF CREDIT
starring by Tina Tamashiro
photography by Rikiya Nakamura
styling by Yuuka Maruyama at makiura office
hair and make up by Nozomi Kawashima at io
interview and text by Ayako Takahashi
produced by Lula Japan with HottoMotto
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