Fried Pacific Saury and Ginger Pork Bento

Fried Pacific Saury and Ginger Pork Bento

毎週土曜日だけ食べられる、マミーのお弁当が嬉しかった。

2026.10.14

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Cardigan ¥17,930, Bustier ¥17,930 and Trousers ¥22,000 by MAISON SPECIAL MAISON SPECIAL AOYAMA, Earrings ¥35,200 by ete, Necklace ¥22,000, ring(right hand)¥9,900 and ring(left hand)¥20,900 by Jouete, Dress and Boots Stylist’s Own

家族で囲んだ食卓の記憶が、
今の私の暮らしにも息づいている

―― 河北さんは16歳までニューヨークで暮らしていましたが、その当時どのような食生活を送っていましたか?

河北:河北家では、「夕食は必ず家族全員で食べる」というルールがありました。友達と遊んでいたい年頃になっても、夕食前に帰ってくるか、食べてからまた出かけるか。ダディ(父)が食卓での会話も大切にしていたので、食事中のテレビも禁止でした。食卓は、家族で集まる唯一の時間。そこでの密なコミュニケーションがあったからこそ、河北家は今でもすごく仲が良いんです。

―― 食卓には、どのような料理が並んでいましたか?

河北:両親とも日本人なので、家では和食が中心でした。マミー(母)はめちゃくちゃ料理上手で、前菜やサラダ、お肉、ご飯ものと、夕食がコースのように出てくるんです。カラスミの餅包みのような、家庭ではなかなか出てこない料理も、普通に出てきていて。『母の味だから』というわけではなく、どんな高級レストランよりも、マミーのご飯が一番おいしいと本気で思っています。

―― 今でも忘れられない、お母さまの得意料理や“母の味”を教えてください。

河北:今でも大好きなのは、チャーシュー。私が実家に帰る時はたくさん作ってくれて、みんなで食べて、持ち帰る分まで用意してくれる。あとは、マミーが握るおにぎりが本当においしくて。ボロボロ崩れないくらいしっかり握られているのに、お米の粒がちゃんと立っているんです。出産で入院していたとき、「何食べたい?」と聞かれて、おにぎりをリクエストしました。

――アメリカと日本、2つの食文化に触れてきた河北さんですが、それぞれの好きなところを教えてください。

河北:食卓を家族のコミュニケーションの場として大切にするところは、アメリカらしい文化ですよね。結婚した今、その価値観を自分の家庭にも受け継いでいます。一方で、食べ物はやっぱり日本が一番。マミーのご飯が本当においしかったからこそ、「夕食は家族で」というルールがあっても、素直に家に帰って食べたいと思えたんですよね。私も子どもたちに、そう思ってもらえるようになりたいです。

MAYUKO’s Pick One

さんまフライ&しょうが焼き弁当

732円

(税込790円)

お魚とお肉を同時に楽しめる
ちょっと贅沢なお弁当

フライとしょうが焼きの両方が入っているのが嬉しくて、ちょっと欲張りました(笑)。家で作るなら、どちらか一品じゃないですか。それを一度に食べられるなんて、贅沢。さんまフライはめずらしいですし、身がふわっとしていておいしかったです。家では手間のかかる揚げ物を手軽に食べられるのも魅力。ボリュームもあるので、男性でも満足できると思います。

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「これ、食べてくれるかな?」
お弁当を作ってもらう側から、作る側へ。

―― ニューヨークでは、お弁当を食べる機会はありましたか?

河北:ランチは基本カフェテリアで食べていました。アメリカには日本のようなお弁当文化はなくて、持参するとしたらサンドイッチくらい。でも、毎週土曜日は日本語学校に通っていたので、その日はマミーが手作りしたお弁当を持っていきました。ワンプレート感というか、1つの箱にいろんなものが詰まっているのが嬉しくて。毎週楽しみにしていたのを覚えています。

―― 今度は、河北さんがお子さんにお弁当を作る番ですね。

河北:日本はお弁当文化があるので、便利なアイテムがたくさん揃っていて。キャラクターの形をしたフレークをのせたり、カラフルな仕切りカップを使ったり、彩り豊かで、子どもが喜ぶ見た目になるように工夫しています。最近は、マミーがお弁当用のおかずを作り置きしてくれるので、それにも助けられています。

―― ご自身でお弁当を作るようになって、感じることはありますか?

河北:作るときはいつも、「これ、食べてくれるかな」と子どものことを考えています。自分が作る側になって初めて、マミーもこうやって私のことを考えながら作ってくれていたんだなと気づき、そのありがたさが身に沁みました。作る人の思いが詰まっているからこそ、お弁当を食べるとほっとするんですよね。子どもも「ママが作ってくれたから」と言って、残さず食べてきてくれます。

―― 河北さんにとって、お弁当の魅力とは?

河北:お弁当の小さな箱には、いろいろなおかずだけでなく、作る人の思いやりも詰まっていて、ふたを開けるときも、食べているときもテンションが上がります。子どももお弁当が大好きで、私がたまに現場から持ち帰ると、「幼稚園から帰ってきたら一緒に食べよう。ひとりでお昼に食べないでね」と念を押されるほど(笑)。楽しくて、おいしくて、毎日お弁当でもいいと思うくらいです。

誰かと食べる時間が、
忙しい日々の安らぎになる

―― 神尾さんは今年ご結婚をされましたが、食生活はこれまでと変わりましたか?

神尾:自炊することが圧倒的に増えました。僕は1人のときはお弁当頼りの生活でしたが、今は、時間的に余裕のあるほうが作っています。お米も玄米にするなど、自分1人だったらしないような食生活を送れていて、とてもいい影響を受けています。

―― 神尾さんは、どんなメニューを作っていますか?

神尾:毎日オムライスというわけにいかないから、色々作るようにしています(笑)。最近は、冷製パスタを作りました。ナスとキュウリ、玉ねぎも入れて、味付けはポン酢。それはヒット作でした。

―― そんな今の食生活の中で、お弁当はどんなときに食べたいと思いますか?

神尾:「今日は自炊するのが面倒だな」みたいな時に、お弁当があるとすごく助かりますね。家で玄米を炊いて、おかずだけをお弁当屋さんで買う、という選択もこれから増えていくかもしれません。あとは、「今日は頑張ったな」という日には、好きなお弁当を食べたい。贅沢に「うな重」とかいいですよね。日常にあったお弁当が、今は特別なものに変わったように感じます。

―― 最後に、神尾さんにとって「食べること」は、日々の中でどんな時間ですか?

神尾:1人で食べていた頃は、正直、食事の時間がどういう時間かなんて考えたことはありませんでした。でも結婚して、誰かと一緒に食べるとなると、食事の時間そのものに意味が生まれて、2人の時間になる。1人の時はただ空腹を満たすだけの時間だったのが、忙しい日々の中での安らぎになるし、2人で食べたほうが、ごはんはおいしいですよね。

河北麻友子(かわきた・まゆこ)

1991年11月28日生まれ、アメリカ・ニューヨーク出身。モデル・俳優。2003年に「第9回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリとマルチメディア賞をW受賞。『世界の果てまでイッテQ!』などのバラエティ番組をはじめ、ドラマや映画にも出演。出演情報はマネージャーアカウントで発信中。

Instagram:@mayukokawakitaofficial / @mayukokawakita_mg

STAFF CREDIT

starring by Mayuko Kawakita
photography by Rikiya Nakamura
styling by Naomi Ikeda
hair and make up by Ichiki Kita at Permanent
interview and text by Ayako Takahashii

produced by Lula Japan with HottoMotto

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What's Next?

公開予定:2026年10月中旬

次回の「HOTTO LIFE magazine」は……
「食べることは、一番身近な幸せ」
~河北麻友子さんが語る、家族で囲む食卓とお弁当~

仕事と子育てで忙しい毎日を送りながらも、食事は妥協したくないという河北麻友子さん。
家族で同じ料理を味わうための工夫や、それぞれの「食べたい」を叶えてくれるお弁当の魅力を伺いました。
次回も、心が“ほっと”温まるストーリーをお届けします。

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