Ginger Pork Value Bento

Ginger Pork Value Bento

習い事帰りに食べた思い出の味。
「色々なおかずをちょこちょこ楽しめる“のり弁当”や“幕の内弁当”が好きだった」

2026.9.1

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Top, Skirt and Shoes Stylist’s Own

沖縄の賑やかな食卓とお弁当。
私の「食」の原風景

―― 沖縄で育った子ども時代、食卓にはどんな料理が並んでいましたか?

玉城:タコライスやゴーヤチャンプルーなど、沖縄料理が大皿で並ぶような、賑やかな食卓だったと思います。近くに住んでいたおばあちゃんが作ってくれることもあって、真っ黒な「イカスミ汁」や、豚のモツを具にした「中味汁」といったディープな沖縄料理も食べていましたね。食事が終わると、お母さんが季節のフルーツをむいてくれて。そういう時間って、すごく豊かだったんだなと、今になって実感しています。

―― 子どもの頃、思い出に残っている「お弁当」はありますか?

玉城:小さい頃は、塾や英語、ピアノ、そろばん、水泳、バレエ、太鼓、習字、ダンスとか、本当にたくさん習い事をしていたんです。お母さんが車で送り迎えをしてくれていて、帰りが遅くなる日は、ほっともっとに寄ってお弁当を買うこともありました。よく選んでいたのは、のり弁当や幕の内弁当。色々なおかずをちょこちょこ食べられるお弁当が好きでしたね。

―― 今日、久しぶりにのり弁当を食べてみて、いかがでしたか?

玉城:のりやおかか昆布の味が染みた、ちょっとしっとりしたご飯が好きなんです。のり弁当って、おかずを先に食べ終わっても、それだけでご飯が進むところがいいですよね。あと、こんなに大きなちくわ天がのっているのも嬉しいし、野菜が添えられているのもありがたい。昔から少しずつ変わっている部分もあると思うんですけど、いい意味で変わらないこの感じが懐かしくて。それこそ、ホッとしますね。

―― 高校進学を機に上京し、一人暮らしをされたそうですね。当時はどんな食生活でしたか?

玉城:「ちゃんとしなきゃ」という気持ちがあったので、自炊するようになりました。親に料理を教えてもらったこともそんなになかったので、ネットでレシピを調べながら、頑張って色々な料理を作っていましたね。沖縄料理って、ご飯が進むような、しっかりした味付けのものが多いんです。その反動なのか、自分で料理するようになってからは、どちらかというと薄味になりました。

無理せず、我慢せず。
忙しい毎日でも、食べることを楽しみたい

―― 仕事先で、印象に残っている「食の思い出」はありますか?

玉城:印象に残っているのは、『岸辺露伴は動かない 懺悔室』の映画の撮影で3週間ほどベネチアに滞在したときのこと。高校の同級生でもある飯豊まりえちゃんが一緒で、撮影がない日は2人でスーパーへ食材を買いに行って、料理をしていました。イタリアはトマトがおいしかったので、サーモンを焼いてトマトと一緒に食べたりして。どうしても小麦を食べる機会が多くなるので、パックのご飯も日本から持っていきましたね。

―― 撮影などで忙しい毎日。普段の食事で意識していることは?

玉城:映画の撮影に入ると、朝起きて現場に行くので、意外とその期間の方が規則的なんです。お腹が空くと演技に集中できないので、3食食べて、白米もしっかり食べます。白米って、おいしいですよね。食べ物の中でも結局いちばん好きかも(笑)。逆に、お休みの日は2食くらいで、あまり考えすぎず、好きなものをたくさん食べる。そういうメリハリは意識しています。

――疲れた時に、「これを食べるとホッとする」という料理は?


玉城:疲れている時こそ、にんにくやしょうがなど、薬味を効かせたメニューが食べたくなります。「今日はやり切ったな」という日は、しょうが焼きが多いかも。私は豚肉だけでなく、そぎ切りにした鶏肉でもしょうが焼きを作ります。豚肉よりあっさりしていておいしいですよ。疲れている日は、無理して自分で作ろうとせず、お弁当やお惣菜に頼ってもいいですよね。

――昔と今で、食べることへの考え方は変わりましたか?

玉城:若い頃はモデルの仕事が多かったので、かなり食事を制限していた時期がありました。でも今は、作品のために調整が必要な時はもちろん調整しますけど、そうでない時まで我慢しようとは思わなくなりました。せっかくなら、ちゃんとおいしいと思えるものを食べたいし、食べることそのものを楽しみたい。今はその方が、人としても楽しく過ごせる気がしています。

誰かと食べる時間が、
忙しい日々の安らぎになる

―― 神尾さんは今年ご結婚をされましたが、食生活はこれまでと変わりましたか?

神尾:自炊することが圧倒的に増えました。僕は1人のときはお弁当頼りの生活でしたが、今は、時間的に余裕のあるほうが作っています。お米も玄米にするなど、自分1人だったらしないような食生活を送れていて、とてもいい影響を受けています。

―― 神尾さんは、どんなメニューを作っていますか?

神尾:毎日オムライスというわけにいかないから、色々作るようにしています(笑)。最近は、冷製パスタを作りました。ナスとキュウリ、玉ねぎも入れて、味付けはポン酢。それはヒット作でした。

―― そんな今の食生活の中で、お弁当はどんなときに食べたいと思いますか?

神尾:「今日は自炊するのが面倒だな」みたいな時に、お弁当があるとすごく助かりますね。家で玄米を炊いて、おかずだけをお弁当屋さんで買う、という選択もこれから増えていくかもしれません。あとは、「今日は頑張ったな」という日には、好きなお弁当を食べたい。贅沢に「うな重」とかいいですよね。日常にあったお弁当が、今は特別なものに変わったように感じます。

―― 最後に、神尾さんにとって「食べること」は、日々の中でどんな時間ですか?

神尾:1人で食べていた頃は、正直、食事の時間がどういう時間かなんて考えたことはありませんでした。でも結婚して、誰かと一緒に食べるとなると、食事の時間そのものに意味が生まれて、2人の時間になる。1人の時はただ空腹を満たすだけの時間だったのが、忙しい日々の中での安らぎになるし、2人で食べたほうが、ごはんはおいしいですよね。

TINA’s Pick One

しょうが焼き得弁ランチ

510円

(税込550円)

※一部エリアでは価格が異なります。

玉ねぎまでしっかり味が染みた
私好みのしょうが焼き

まず、おろししょうががのっているのが嬉しい! 私はしょうが焼きって、お肉はもちろんなんですけど、玉ねぎもすごく好きで。自分で作る時もたっぷり入れるし、玉ねぎを食べるためのしょうが焼き、というくらい(笑)。ほっともっとのしょうが焼きは、玉ねぎにしっかり火が通ってくたくたになっていて、細かめのお肉にたれがしっかり絡んでいるところが私好みです。

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玉城ティナ(たましろ・てぃな)

1997年生まれ、沖縄県出身。2012年、講談社主催オーディションにてグランプリを受賞し、雑誌『ViVi』専属モデルに。2014年に俳優デビュー後、2025年には映画『366日』『岸辺露伴は動かない 懺悔室』やNetflix『今際の国のアリス』シーズン3などの話題作にも出演。モデル・俳優として幅広く活躍中。

STAFF CREDIT

starring by Tina Tamashiro
photography by Rikiya Nakamura
styling by Yuuka Maruyama at makiura office
hair and make up by Nozomi Kawashima at io
interview and text by Ayako Takahashi

produced by Lula Japan with HottoMotto

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What's Next?

公開予定:2026年9月18日(金)

次回の「HOTTO LIFE magazine」は……
「食べるものを自分で選べる幸せ」
〜玉城ティナさんが語る、気負わず楽しむ食との付き合い方〜

 冷蔵庫にあるもので作る気楽な自炊、撮影現場に持参するシンプルなお弁当、そして今、改めて惹かれている“王道”の味。
玉城ティナさんが大切にする、自分らしく食を楽しむためのヒントを伺いました。次回も、心が“ほっと”温まるストーリーをお届けします。

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